【そば粉】 そばぼうろについて 【サクサク】
そばぼうろとは、そば粉の入った関西風のお煎餅のようなものです。
そば粉が入っていますので、ちょっとボソボソした感じになっています。
結構固めですので、歯が弱い方は手で幾つかに分割してから食べたほうが無難かと思います。
そばぼうろは、小麦粉とそば粉をこんがりと焼いた美味しい香りがします。
味は素朴でやさしいです。
また、後味もスッキリしています。
味の素朴さや後味のスッキリさのため、たくさん食べても、何度食べても飽きにくいです。
そば粉が含まれているためかもしれないですが、小麦粉だけの関西風お煎餅やクッキーやビスケットなどよりもスッキリしているように感じます。
形は、梅の花の真ん中を繰り抜いたものがほとんどです。
丸いの(梅の花の真ん中をくり抜いた時に出る丸いの)のもあります。
梅の花と同数が出てくるはずですが、販売されている丸い形のそばぼうろは、梅の花よりもかなり少ないような気がします。
そばぼうろは固いお菓子ですので、梅の花の形の真ん中に穴が開いてくれていて助かります。
もし、梅の花の真ん中に穴が開いていなければ、もっと固くて食べにくかったと思うからです。
という訳で、結構合理的な理由で、そばぼうろの梅の花の真ん中に穴が開いているんじゃないかなあと思う今日この頃なのでした。
ところで、昔は『そばぼうろ』と言う名前は全部日本語であって、昔からぼうろって言う和菓子的なものがあると思っていました。
でも実は、『ぼうろ』って言うのはポルトガル語で『焼いたお菓子』と言う意味で、日本語じゃないということがわかりました。
ちなみに、昔は『衛生ボーロ』をよく食べてたんですが、見た目は全く違っているものの、衛生ボーロとそばぼうろは何となく同類的なものだとは思ってました。
衛生ボーロと言うのは、京都発祥のサクサク&フワフワの丸くて小さい焼き菓子です。
昔は、全国的にメジャーなお菓子かと思ってましたが、どうやら京都発祥の地域的な和菓子だったようで。。。(^m^ ; )
昔は衛生ボーロがあれ程好きだったのですが、大人になったらそばぼうろのほうが美味しく感じるようになりました。
(変われば変わるもので。。。)
今でも両者とも美味しく感じるには違いないのですが、どちらかと言うと、そば粉をしっかり焼き上げた香ばしさとか、あのサクサクの歯ごたえのあるそばぼうろの方が美味しいんじゃないかと感じてます。
ところで、そばぼうろのメーカーについてですが、京都でも最も有名なのが『河道屋』のそばぼうろです。
もう、パッケージからしてお馴染み中のお馴染みです。(^^;
と言うか、河道屋のそばぼうろ以外のそばぼうろがあるんだというを知ったのは、大人になってからでした。
(子供の頃は、河道屋のそばぼうろが世界で唯一のそばぼうろなんだとばかり思ってました。(^^; )
しかも、そばぼうろは全国的に見てメジャーな食べ物なのかと思ってたら、それも違ってました。
(ぼんち揚みたいに、関西ローカルな食べ物でした。(^^;)
そばぼうろは、京都各所の和菓子を販売している各店で購入することができます。
もちろん、お土産物屋さんでも手に入れることができますし、通販でも購入することも出来ます。(^^
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