【キシキシ解消】 クエン酸リンスについて 【中和】

石鹸で洗髪しますと、キシキシします。
これは、髪が石鹸によって 『アルカリ性』 になってしまうためです。
これを中和するために便利なのが 『クエン酸』 です。



クエン酸を少量水に溶かし、そのクエン酸水を髪にかけたりつけたりしてやれば、石鹸シャンプーでアルカリ化した髪を中和してやることができます。
(髪を中和したあとは、必ず水で濯ぎ、余分な酸を洗い流します)

ところで、クエン酸と聞いて思い出すのが『お酢』『レモン』です。
お酢やレモンにもクエン酸が含まれていますので、お酢やレモンを水で薄めてやり、それを髪にかけてやると、お酢リンスレモンリンスになります。

ただ、お酢やレモンの匂いが髪につくのが嫌な方や(少量であればそんなに気にすることもないとは思いますが)、食品をリンスとして使用するのに抵抗のある方は、粉末のクエン酸を購入してご使用になると良いかと思います。

ちなみに、お酢やクエン酸を使ったリンスが市販されていますが、作用が普通のクエン酸と同じで良いのであれば、クエン酸の粉末や液体を購入してリンスとして使ってもOKです。

ただ、クエン酸やお酢リンスがハーブの香りなのが良いだとか、髪や地肌の栄養分になる成分が含まれているのが良い場合は、市販のクエン酸リンスやお酢リンスを購入されたら良いかと思います。


クエン酸リンスの仕上がりを左右する重要な点

お酢や、クエン酸水や、サラサラのリンス液を水に溶かして髪に使用する場合には、クエン酸水がサラサラしているため、満遍なくきっちりとつけることが困難です。

そのようなわけで、慣れるまでは大変かと思いますが、少しずつ髪にかけてやったり、手で掬って髪にかけてやったりと色々と工夫しつつ、髪に満遍なくクエン酸液をかけるコツを習得することが必要となります。
(私は、計量カップにクエン酸水を入れて少しずつ頭皮や頭髪にかけています)

この満遍なく髪に十分な量のクエン酸水を行き渡らせ、髪を中和する作業が中途半端だったり適当な場合は、髪がアルカリ性のままで、髪のギシギシやゴワゴワや石鹸カスが残りやすくなります。


こんな風にも使用できるクエン酸

クエン酸を使用すると、浴槽や洗面所や台所のシンク周りの水垢や石鹸カスを綺麗にできます。
ですので、クエン酸を溶かしたクエン酸水をスプレーボトルの中に入れておき、そのスプレーボトルのクエン酸水を石鹸かすの付きやすい場所に撒いておけば、石鹸カスや水垢が取れやすく、掃除しやすくなります。(軽い水垢や石鹸カス程度なら、クエン酸水を撒くだけでもある程度綺麗にできます)



あと、すすぎにクエン酸を入れることで、石鹸を使用して洗った洗濯物も中和してくれますので、石鹸カスが残りにくくなります。

この他、顔や体を石鹸で洗ったあと、薄いクエン酸水を体や顔にかけてやれば、体や顔を中和して弱酸性にしてやることができます。
(体や顔をクエン酸水で中和した後は、普通の水で体や顔を濯げばOKです)

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