【クエン酸洗浄】 電気ケトルの汚れ落とし
保温なしですぐに沸く便利な電気ケトルですが、頻繁にお湯を沸かしているとすぐに中が汚れてしまいます。
特に底付近。
ここが非常に汚れます。
沸騰 → 乾燥 → 沸騰・・・を繰り返す度に、水に含まれる微量なミネラルなどがポットの内側に張り付き、汚れが出てきます。
一度に沸かした大量のお湯を徐々に加えていく形の電気ポットよりも、その都度お湯を沸かし直す電気ケトルのほうが汚れは早くに付くように感じました。
取扱説明書に書かれてあったこと
そんな汚れた電気ケトルの洗浄方法ですが、取扱説明書に書かれてあったやり方は簡単です。
クエン酸洗浄を行うのです。
クエン酸洗浄と言うと難しい感じがしますが、要は酸(クエン酸)で電気ケトルの汚れを溶かすのです。
クエン酸は、お酢の酸っぱさや柑橘類の酸っぱさの素になっているものです。
少量であれば、口に入れても問題はありません。
(クエン酸以外の洗浄成分が含まれている場合は、口に入れてはいけません)
クエン酸洗浄を行うためのクエン酸は、お店や通販で売られています。
中身はただのクエン酸ですので、クエン酸の洗浄剤でなくとも、普通のクエン酸でも良いです。
コストパフォーマンスは、ただのクエン酸の方が安いです。
ただし、クエン酸は時間が経つと湿気やすいので、開封後の保管には注意が必要です。
クエン酸洗浄をやってみた
今回は、百均(ダイソー)で買ったクエン酸洗浄剤を使うことにしました。
小分けにされていて使いやすいからです。
1. 満水状態でお湯を沸かす
満水状態で使うと、電気ケトル内全体をきれいにできます。
2. 沸騰後、ダイソーのクエン酸洗浄剤を入れる
クエン酸は沸騰した中に入れると気泡がボコボコと噴き上がるため、先にクエン酸洗浄剤を入れてしまうと、吹きこぼれる恐れがあります。
クエン酸洗浄剤の量は、最高水量が800ccのこの電子ケトルで、4gもあれば十分でした。
3. 蓋をして2時間ほど放置する
クエン酸洗浄剤を入れるとあっという間にきれいになりましたが、一応、2時間ほど放置しました。
家族と一緒に住んでいる場合には、他の人が間違って使ってしまわないよう、電子ケトルの上に張り紙をしておくとよいです。
4. 中のお湯を捨てて、よくすすぐ
電気ケトルの内の汚れたお湯を捨て、内側をよくすすぎます。
電気機器ですので、電気ケトルの外側に水がつかないように気をつけて、内側をよくすすぎます。
電子ケトルのほうが軽くて排水しやすいので、4の作業(中のお湯を捨ててすすぐ)は、電子ポットよりもやりやすいです。
汚れがひどい場合は
普通は電子ケトル内の汚れは一度で落ちますが、汚れがひどい場合は複数回行います。
他の洗剤を混ぜてはいけません。
また、電子ケトルの内側を台所用の洗剤で洗う必要もありません。
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