【体内環境】 アルカリ性食品と酸性食品
※ はじめに ※
体に影響を与える成分(体を酸性にする・アルカリ性にする)によって食品を「酸性食品」と「アルカリ性食品」に分類する論については、現時点では賛否両論がありますので、あらかじめご了承下さい。
お酢にリトマス試験紙を浸すと、リトマス試験紙は「強酸」を示します。
しかし、お酢は「アルカリ性食品」と言われています。
それは、体に影響を与える成分(体を酸性にする・アルカリ性にする)によって分類されているからです。この場合の酸性・アルカリ性の分類の目安は以下の通りです。
酸性食品
- リン・硫黄・塩素など、体内で酸性に作用する成分を含む
- 肉類・魚類・卵など
- 陽イオン
アルカリ性食品
- クエン酸・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなど、体内でアルカリ性に作用する成分を含む
- 野菜類・きのこ類・豆類など
- 陰イオン
通常、アルカリ性食品を食べても酸性食品を食べても、血中のphは(酸性・アルカリ性の度合い)ほぼ一定です。
それは、体内のphが一定になるように体が自動的に血中のphを調整しているからです。
(血中のphが一定の値を保てなくなってしまっている場合は、専門医にご相談されることをお勧めします)
しかし、血中のphを調節するために、対外に排出される尿や汗のph値は変化しやすくなります。
(尿や汗のph値は、食事以外にも服用している薬や体調などによっても変化します)
酸性食品を多く食べる
= 酸性の汗や尿が出やすくなる
アルカリ性食品を多く食べる
= 酸性の低めの汗や尿が出やすくなる
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