やる気喪失! 大量のやらねばならない事に押し潰されてしまった時の対処法
やることは山ほどある。
それなのに、山ほどある作業のことを考えるだけで、やる気がすっかり失せてしまい、結局、何も手が付かないまま一日が終わってしまう。
そして、作業できないまま一日が終わると、いよいよやることが積もっていき、それが原因でさらにやる気が失せてしまう。
このような『 やらねばならない事 』に押しつぶされてしまうことはよくあることです。
このような負の連鎖に陥ってしまうと、抜け出すことが大変になります。
では、どうやってこの負の連鎖を断ち切れば良いのでしょうか?
溜まってしまったやる事を効率的に処理する方法
溜まってしまったやる事を効率的に処理していくには、以下のようにします。
- やることリストを作成する
- 『 やらなねばならない事 』と『 やらなくても良い事 』を分ける
- やらなねばならない事の中で、『 後回しにできる事 』を除外する
- やらなねばならない事を、重要な順に並べ替える
- やらなねばならない事を、最重要なことからやっていく
1. やることリストを作成する
まずは、やる事を全部リストアップします。
細かいことは省いて、大雑把にリストアップします。
例えば、皿洗いであれば、皿を洗った後に茶碗を拭く、皿を片付けると言うことは省きます。
2. やらないといけないことと、やらなくても良いことを分ける
リストアップした大雑把なやる事リストを、『 やらなねばならない事 』と『 やらなくても良い事 』に分けます。
そして、やらなくても良いことはとりあえず除外します。
3. やらないといけないことの中で、後回しにできるものを除外する
やらなねばならない事の中で、とりあえず後回しでも大丈夫な事を除外します。
4. やらないといけないことを時間順に並べ替える
先に終えないといけない事の順位を高くします。
やらなねばならない事(後回しにできない)を、重要な順に並べ替えます。
5. やらないといけないことを最重要なことからやっていく
やらなねばならない事を、重要な順から一つずつ処理していきます。
やりたくない、嫌なことで躓いたら?
作業自体は大したことがない。
一個ずつこなしていけば1日〜3日もあれば終わるような作業が大半。
でも、やらなねばならない事の中に『 やりたくない作業 』があって、それが引っかかって作業が終わらない。
これもあるあるです。
作業自体は大したことがないのに、いつまでたってもやる事が終わらないのです。
そのような場合はどうすれば良いのでしょうか?
やらないで済ます
- やりたくない事を除外する
- やらなくて済む方法を考える
やりたくない事をやる方法を考えず、やりたくない事をやらなくて済む方法を考えます。
(他人にその仕事を割り振る、その仕事を断る、専門業者に依頼する、家族にやってもらうなど)
そして、やりたくない事をやる事リストから除外してしまいます。
絶対に避けることができないやりたくない事はそんなには多くありません。
親しい人と死別、大病の治療など事は、そもそも嫌でも避けることができません。
これらの事は大変ですが、数えるほどしか起きません。
しかも、悩んで立ち止まることは許されません。
やりたくないからと立ち止まっていると言うことは、絶対にやらないといけない事ではない可能性が高いです。
運動をする
- 体を動かしてやる気を起こす
- 運動をして解決策や上手くやる方法を見つける
体を動かすと『 やる気 』が出やすいです。
やる気が出ると、大きめの波でも乗り越えやすいです。
また、やる気があって気力が充実している時であれば、良い解決策が見つかる可能性もありますので、やりたくない事に行き詰まっている時は、まずは体を動かしてみるとよいかと思います。
個人的には、何故か筋トレが効果的です。
腹筋や腕立て伏せをすると、謎のやる気が沸いてきます。
ウォーキングやジョギングが効果的な人もいます。
とりあえず寝る
- 頭と体を休ませる
- ウツラウツラしている間に良いアイデアを思いつく可能性がある
寝ると体と頭が休まります。
疲れて眠たいときには、行き詰まっていてクリアできない、もう見るのも嫌だと思っていても、しっかり寝て休息を取った後だと、行き詰まりが簡単に解決してクリアできることは多いです。
部屋・仕事場・机を掃除する
- 掃除で体を使うことでやる気を起こす
- 掃除で環境を良くして問題解決しやすくする
掃除をすると、環境が良くなります。
ごちゃごちゃした頭の中も整理しやすいです。
やることリストを作成する前に、作業机や仕事場を掃除をすることで、やることリストの作成もしやすくなります。
また、掃除で体を動かすことで、やる気が出たり、気力が充実したりと言った副効果も得やすいです。
汚部屋の身内や家族が原因でやる事が溜まってしまう場合
- 家族や身内に片付けるように言う
- 言っても改善しない場合、家族と別居する
汚部屋親族に振り回されていると、掃除と片付けでやる事が埋まっていきます。
せっかく綺麗にした台所が、ものの20分で食べ散らかしと食べこぼし、飲みこぼしでドロドロ。
床を綺麗にして拭き掃除をしても、ほんの半日もすれば水滴と黒ずみで汚れてしまう。
何日、何時間もかけて綺麗にした部屋には、ゴミとゴミのような私物が山ほど置かれる。
これをまた何時間、何日もかけて掃除して片付ける。
それなのに、また汚されるのは一瞬。
こんな賽の河原のような掃除や作業をやっていると、いくら前向きな人でも、早晩やる気が削がれます。
汚部屋住人のせいで掃除や片付けが発生し、やる気を削がれるほどやる事が溜まっていってしまう場合には、汚部屋の身内とは別居してしまいます。
(いくら注意しても聞かない場合)
もし、別居した汚部屋の身内の生活がゴミと汚物で破綻してしまっても、自分のせいではありません。
町内会・PTA・自治会などが負担
共働きしているのに、町内会・PTA・自治会などの負担があまりにも重い場合は、これ以上の負担はできないことを告げて退会します。
ただし、町内会・PTA・自治会などを退会してしまった場合は、その会費や作業で成り立っている行事や飲食物には手を付けない、または参加しないことが大切です。
この他、退会まではいかなくても、忙しすぎて町内会・PTA・自治会などの作業には参加できないが、会費の支払いと、ゴミ当番だけは担当させて欲しいなど、作業量を減らす提案をする方法もあります。
今後のご近所や学校のお付き合いのことを考えると、後者の『 作業量を減らす提案 』の方が現実的だと思われます。
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