見た目で変わる人の態度

見た目で人の態度は変わります。
見た目なんかで相手に対して態度を変えるなど、何という酷い・・・という自論をお持ちの方も、当然多数いらっしゃるわけですが、やっぱり、人は見た目で判断されがちなのが、人の世の悲しいところであります。

特に太っている、痩せているという見た目に関して言えば、それがその人の努力や生活習慣に結びついているという印象を持っている方が大半であるわけですので、見た目で人の態度が変わりがちになってしまうものです。

【こんなに損?】 脂肪で悲劇

例を挙げるとこんな感じになります。


太っている人が暑いと言う
→ 太っているからでしょ、痩せれば?
痩せている人が暑いと言う
→ ホントに今日は暑いね


太っている人が疲れたと言う
→ ダイエットにはこれくらい動くのがちょうどいい
痩せている人が疲れたと言う
→ 無理しないようにね


太っている人が高カロリーのものを食べる
→ だから太るんです
痩せている人が高カロリーのものを食べる
→ 普通


このほか、まだまだ沢山あるわけですが、太っているから痛さとか感じにくいと思っておられる方が多いようで、太っている人はパチパチと背中や肩などをたたかれやすくなります。
(関西人は、特に話しながらスキンシップの一環としてパチパチという感じで。。。)

確かに、脂肪が付いていると、叩かれた際などの内臓や筋肉などにかかるダメージは少なくなりますが、皮膚表面の痛みなんかは普通の人と同じだったりします。

また、この他、これはまったくのガセなんですが、「太っている人のそばにいると暑くなる」という迷信みたいなものがあるんですが、必ずしも当てはまるものではありません。

通常、暑くなるのは痩せている人のほうです。
代謝が良い方が多いというのと、体の表面の脂肪分が少ないので体から熱が発散しやすいために、痩せている人のそばにいた方が暑くなりやすいです。

とまあ、このようなことから、太っている・痩せているなどというのは個人の自由だとは思うわけですが、日本で生活するうえでは不利な点も多々あるかと思いますので、日々の暮らしをより快適に過ごすためには、現時点では痩せた方が無難なのかもしれません。

広告