アレルギー性鼻炎が悪化してしまったので葛根湯河川きゅう辛夷を試してみた
私はアレルギー持ちです。
なので、喘息になったり、鼻炎になったり(悪化して蓄膿症になったり)、じんましんが出たりするんですが、それが時々ドカンと悪化することがあります。
今回は、アレルギー性鼻炎が悪化しました。
アレルギー性鼻炎が悪化して鼻詰まりが起きました。
その鼻詰まりのせいで口で息をするようになったので、今度は喉が痛くなってきました。
そんなわけで、いつもの小青竜湯を飲んでいたのですが、今回はそれほど改善しませんでした。
そこで、別の薬を探しにドラッグストアに行きました。
葛根湯河川きゅう辛夷を見つけた
行った先のドラッグストアで葛根湯河川きゅう辛夷を見つけました。
葛根湯河川きゅう辛夷は、鼻炎の症状が進んだ人用の漢方薬です。
蓄膿症や慢性鼻炎にも効くので、これはいいと思いました。
葛根湯河川きゅう辛夷の注意点
葛根湯河川きゅう辛夷は第二医薬品なので、薬剤師のいるドラッグストアで購入しないといけなかったのですが、そのドラッグストアでは特に何も言われませんでした。
でも、稀に重篤な症状が起きることもあるようで、注意が必要なお薬ではあるようです。
偽アルドステロン症、ミオパチー
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
あと、結構強いお薬なのか、医師の治療を受けている人や妊娠中の人、虚弱体質の人なんかも使えないようです。
これについても、お店からの説明は特に何もありませんでした。
(こう言うのを説明するために、医薬品販売は許認可制なんだと思うんですが、この規制はあんまり意味が無いような・・・。(・_・;))
成人(大人)は1回4錠です。
(1パック)
1箱だと多そうに見えますが、長く続けようと思うと、あっという間になくなってしまいます。
ただし、1ヶ月続けてもよくならない場合は服用を中止するよう取説に書かれてありますので、金銭的なダメージはそれほどではないのかも?です。
(市販薬なので、1ヶ月も続けているとかなりのダメージにはなりそうですが。(;´_`;))
葛根湯河川きゅう辛夷に使われている漢方薬の材料
カッコン【葛根】
葛根湯でおなじみの葛根。
名前の通り、『 葛(くず) 』が原料です。
空き地とか河川敷などに覆い茂っている、あの例の雑草です。
あの葛の葉の根っこが葛根です。
日本では、昔から葛の根を食べ物やお薬として使ってきました。
根を乾燥させたものを生薬名葛根(かっこん)と呼ぶ[6]。日本薬局方に収録されている生薬である。発汗作用・鎮痛作用があるとされ、漢方方剤の葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯などの原料になる[6]。風邪や胃腸不良(下痢)の時の民間治療薬として古くから用いられてきた。
マオウ【麻黄】
麻黄は生薬ですが、鼻詰まりに効果的なプソイドエフェドリンや、気管支喘息に効果のあるエフェドリンが含まれています。
中国北部などの砂漠地帯に分布するシナマオウ(E. sinica:草麻黄)などの地上茎
これには鼻詰まりに効果のある成分プソイドエフェドリンや、気管支喘息に効果のある成分エフェドリンが含まれる。
日本薬局方においては、シナマオウ(E. sinica Stapf:草麻黄)、チュウマオウ(E. intermedia Schrenk et C. A. Meyer:中麻黄)、モクゾクマオウ(E. equisetina Bunge:木賊麻黄)を麻黄の基原植物とし、それらの地上茎を用いると定義している[1]。
タイソウ【大棗】
たいそうな名前のついている大棗(たいそう)ですが、ただ単にナツメでした。( ̄m ̄)
ナツメの実はアジアンな食材コーナーで売られていますので、普通の料理にも取り入れやすいです。
ナツメまたはその近縁植物の実を乾燥したものは大棗(たいそう)[3]、種子は酸棗仁(さんそうにん)と称する生薬である[4](日本薬局方においては大棗がナツメの実とされ[5]、酸棗仁がサネブトナツメの種子とされている[6]。)。
大棗には強壮作用・鎮静作用が有るとされる[3]。
ケイヒ【桂皮】
これもよく聞く名前。
でも、実はシナモンだったりします。( ´艸`)
(桂皮と聞くと漢方な感じがしますが、シナモンと聞くと食べ物に感じると言う不思議)
漢方では桂皮(ケイヒ)と呼ばれる。
温熱の作用があるとされ、多くの方剤に処方されている。
シャクヤク【芍薬】
芍薬はお花が綺麗です。
大きく色鮮やかで華やかなお花です。
うちの実家でも鉢植えされています。
これの根が消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれんなどの作用があると言うのが驚きです。( ゚艸゚;)
シャクヤクまたは近縁植物の根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬であり[2][3]、日本薬局方に収録されている[4]。
カンゾウ【甘草】
これは良く目にする生薬です。
他の生薬を調整する目的で使われることが多いみたいです。
漢方薬に広範囲にわたって用いられる生薬であり、日本国内で発売されている漢方薬の約7割に用いられている[2]。
生薬として、漢方では緩和作用、止渇作用があるとされている。各種の生薬を緩和・調和する目的で多数の漢方方剤に配合されている。
ショウキョウ【生姜】
ショウキョウと見ると仰々しいですが、実は生姜(しょうが)です。
体が温まります。(´∀`*)
センキュウ【川キュウ】
キュウの字は特別な漢字(日本では使われない漢字)のようで、文字変換できませんでした。(;´∀`)
現在の分析では、鎮痙剤・鎮痛剤・鎮静剤としての効能が認められているが、漢方では、当帰芍薬散に配合され婦人病、いわゆる血の道の薬としてよく用いられる。
シンイ【辛夷】
奥田脳神経薬のページでも書きましたが、辛夷とは白木蓮の花蕾のことです。
コクラウリン(アルカロイド)に、鎮静、鎮痛、抗炎症の作用があります。
葛根湯河川きゅう辛夷を飲んだ結果
鼻詰まりは3〜4日で見事解消しました。(^_^)v
苦しい鼻詰まりが解消して鼻呼吸ができるようになって良かったです。
もしかしたら、この鼻詰まりには風邪の影響もあったのかもしれないですが、抗炎症作用のある漢方の材料が入っていましたので、同時に風邪をひいていても治りやすかったのかもしれません。
でも、私は高血圧ぎみ&むくみやすい体質なので、今後、これを飲むのは注意したほうがよいのかもしれません。
(あまり長く飲むのはよくないかも。( ; ゚ェ゚))
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