中山式の腰痛医学コルセットで腰をしっかり固定して辛い腰痛を軽減する

介護をしていると腰痛が起きやすいのですが、かく言う私も25kgほどあるうちの大型犬の終末期介護をしている時に、グキッとやってしまいました。



一度腰をグキッとやってしまうと、腰が微妙に動くだけでも息が止まるほど痛いのです。

立ったり座ったりはもちろんのこと、体を少し揺らすだけでも悶絶ものの痛さに襲われました。


ロキソニンテープを貼った

そんなわけで、肩関節の治療で貰ったロキソニンテープを腰にも貼ることにしました。
それで痛みは緩和したのですですが、やっぱり痛いには違いありません。

でも、激しい腰痛があってもうちの犬の終末期介護をやめるわけにはいきません。
うちの大型犬の面倒を見られるのは飼い主だけなのです。

でも、少し動くだけでも痛いので、何とかならないか考えました。


コルセットを買うことにした

腰痛用のコルセットを着けている人は多いです。

そこで私も、少しでも腰のダメージを減らすべく、腰痛用のコルセットを着けてみようと思いました。

そこで、腰用のコルセットが沢山販売されている大型のドラッグストアに足を運びました。



そこでは、販売中の腰用のコルセットの試着ができましたので、コルセットを試着してみることにしました。

色々なコルセットを試着した結果、以下のようなコルセットが良いと感じました。


コルセットの高さがある

コルセットの高さがあると、腰が安定しやすいです。
また、腰がぐらつきにくいので、腰がぐらつく度に起きる痛みも起きにくくなります。


サポート力が高い

サポート力が低く、薄い・柔らかいものは腰が安定しにくいので、腰の関節がぐらつく度に痛みが出やすいです。

サポータの中には保温メインのものがありますので、間違えずに購入することが大切かなと思います。 



お腹を圧迫しにくい

高さがある腰用コルセットやサポーターの場合、腰を曲げたときや座った時にお腹が圧迫されやすいです。

高さがあってもお腹が圧迫されるとお腹がキツくて長時間は着けていられません。


中山式の腰椎医学コルセット(標準タイプ)を買うことにした

色々と試してみた結果、中山式の腰椎医学コルセット(標準タイプ)が一番腰が安定して、つけ心地が良いことがわかりました。



同じ中山式でも、もっと高さが低いものもあったのですが、高さが低いと腰がグラッときてその都度腰に痛みが出るので、このくらい高さがあるものの方が良かったです。

Mサイズで試着して丁度だったのでMサイズが欲しかったのですが、お店にMサイズはなかったので、Lサイズを購入しました。



お店の人にMサイズは置いてないか確認したところ、今、お店にはないがMサイズを取り寄せできると言われました。

でも、今すぐにでも腰用コルセットが欲しかったので、Lサイズで妥協することにしました。


中山式の腰椎医学コルセット(標準タイプ)について

高さのある腰用のコルセット

この腰用コルセットを購入した理由の一番がこれ。
高さがあって、腰全体が支えられてる感がすごい。

 説明書では『 高さ 』ではなく『 幅 』と書かれてあります。



補助ベルト付きで、さらに腰が安定しやすい

補助ベルトで、さらに腰をしっかり支えられる。
補助ベルトを引っ張って、お腹側にあるマジックテープに貼り付けて固定する。


メッシュ生地で軽くて通気性が良い

夏場はこのメッシュ生地のおかげで助かった。

コルセットの中には通気性が悪く暑そうなコルセットもあったが、これを買いに来たのは初夏の暑くなりかけていたときだったので、メッシュ生地と言うのも、このコルセットに決めた理由の一つだった。
(冬に選んでいたら、また別のを選んでいたかもしれない)



中山式の腰椎医学コルセットの着け方


1. コルセットの中心を腰の中心に合わせて両手で持つ
内側・上のタグが付いているので、向きをしっかり確認します。



2. お腹でマジックテープをとめる
マジックテープは広範囲なので、よほどサイズが合わない以外は大丈夫だと思います。

3. 補助ベルトを引っ張ってきて、マジックテープに貼り付ける
背中側にある補助ベルトをお腹側に引っ張ってきて貼り付けます。
この補助ベルトで、ウエストやお腹のラインに沿ったコルセットになります。



激ヤセした父には使えなかった

父は胃がんの手術後、激ヤセ(180cm近くあるのに体重が50kgを切っている)してしまったので、このコルセットはどうしてもあいませんでした。

ブカブカすぎて使えなかったのです。
(もしかしたら、MサイズやSサイズならあったかもしれませんが)



父も同様にうちの犬の介護で腰痛に苦しんでいましたので、このコルセットを使いたかったようですが、このコルセットは使えないため、結局、主に犬を抱え上げるのはコルセットを着けることができる私がやることになりました。


補助ベルトで腰のグラつき具合を調整する

中山式の腰椎医学コルセットは、コルセットの後ろ側(背中側)から補助ベルトが出ています。

それを、お腹側のマジックテープに貼り付けて、腰やお腹の固定具合を調整できるようになっています。



体のラインは各々の人で異なっていますので、固定具合が調節できるのは使いやすいです。

ちなみに、私は腰の痛みが特に酷い時は、補助ベルトを強めに引っ張って固定していました。

なぜなら、固定具合をキツめにしておいた方が、腰のグラつきを減らせて、腰の痛みが軽減できるからです。

でも、腰の痛みが収まってくれば、コルセットのサポート力が弱くても大丈夫なので、補助ベルトを緩めて、楽に過ごせるように調節していました。



腰の痛みの強い時
→ 補助ベルトを強めに引っ張って固定
→ ガッチリ目に腰を支えられる

腰の痛みの弱い時
→ 補助ベルトを緩めに固定
→ ゆるく腰を支えられる


薄い下着の上から直に着けることが大事

この中山式の腰椎医学コルセットはサポート力がとても高いのですが、厚手の服の上から着けるとサポート力が弱くなりました。

例えば、セーターの上からこれを着けてしまうと、セーターの厚みのせいでコルセット内がグラグラしてしまうのです。

そこで、そのグラグラを解決すべく、腰椎医学コルセットを強めに装着すると、今度はお腹の圧迫感が強くなって苦しくなってしまいます。
(コルセットはマジックテープで固定するので、腰回りのサイズの自由度が高い)

そんなわけで、説明書にも書かれてありますが、この中山式の腰椎医学コルセットは薄い下着の上から、直に装着したほうが良いように思います。



中山式の腰椎医学コルセットの洗い方

洗濯機は使えないと書かれてありますが、洗濯機のドライコース(手洗いコース)で、洗濯ネットを使って優しく洗えば、普通に洗うことができました。

ただし、一緒に洗うものが毛糸の衣類などの場合、マジックテープがダメになる可能性もあると思うので、その点は注意したほうが良いかもしれません。



あわせ技で早期に腰痛を改善する

私の経験では、腰痛や肩関節痛が起きた時は、できるだけ早くに炎症を鎮めた方が、その後の関節の治りが早いです。

ですので、グキッと来た直後は、とにかく氷嚢や冷却ジェルで腰を冷やし、その後、ロキソニンテープを患部に貼って、コルセットで固定しています。


  1. 氷嚢冷却ジェルで腰を冷やす
  2. ロキソニンテープを患部に貼る
  3. コルセットで固定する


私の場合、これで腰痛の治る期間がかなり早くなりました。
(数日で相当に改善するようになった)

今はこの中山式の腰椎医学コルセットは黄ばんでしまいましたが、今でも普通にしっかり使えるので、今でも腰をグキッとやってしまった時には利用しています。
(今は、掃除中にやらかしてしまうことが多いです。(;´_`;))


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