【縫うは楽々】 埋没法の抜糸について 【抜くは恐々】

二重の手術には何種類もありますが、その中でも人気なのが埋没法と呼ばれる手術です。
埋没法の二重瞼の手術とは、二重まぶたの裏側を手術用の針と糸で縫い合わせて、強制的に二重まぶたを作る方法です。

このまぶたの裏側から針と糸で縫い付ける手術によって、瞼を引き上げる筋肉や皮膚や瞼板がくっつき、瞼を切開していないにも関わらず、きれいな二重になるわけです。

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手術用の糸や縫合の種類

通常の糸

通常の切り傷などの治療時には、通常の糸を使って皮膚表面を縫い合わせます。
当然、抜糸は表に出た糸をチョキンチョキン切るだけなので、非常に楽です。
(縫い目を少し持ち上げて糸を切ります)


溶ける糸

内臓や皮膚の内側の手術の縫合に、時間が経つと溶ける糸が使われることが多いです。
傷が完全に塞がるくらいの時間が経つと、糸が自然に溶けて体内で吸収されるタイプの糸です。
うちの犬の場合は、がんの摘出手術で溶ける糸が使用されました。


ホッチキスタイプ

あと、父の胃がん手術ではホッチキスのような金属で留めるタイプの縫合法もあります。
これは、内臓などの縫合が難しい手術で使用されるようです。

2月24日 手術の翌日


埋没法の手術と体内に残った糸

埋没法の手術なのですが、これは溶けない糸が使用されます。
溶けるタイプ(時間が経つと体内に吸収される)の糸を使用してしまうと、すぐに二重まぶたが解けて一重まぶたに戻ってしまうからです。

そこで問題になるのが抜糸です。
埋没法の糸は溶ける糸ではないので、時間が経っても溶けずに体内に残り続けます。
ですので、埋没法の二重を外したい、埋没法をやり直して二重のラインを変更したいなど思った場合、抜糸(手術に使った手術用の糸を除去すること)をする必要が出てきます。


埋没法の糸が見つけにくい場合

前回の二重まぶたの埋没法の手術で埋め込んだ糸をすぐに見つけ出せれば良いのですが、見つからない場合もあります。
埋没法の手術は病院や先生によって様々で、確実にどこに糸を縫い込んだのかわかるわけではないですし(パターンはあるようですが)、まぶたの内側に糸が埋まってしまっていることもあります。

皮膚の表面に埋没法の糸が飛び出している場合や、糸が薄っすらと透けて見えるものは見つけやすいです。
また、埋没法の手術をしてそれほど年月が経っておらず、糸が見えやすくすぐに処置できる場合も見つけやすいです。

問題は、年月が経ち過ぎており手術用の糸が劣化して分かりづらくなっている場合や、まぶたの内側に手術用の糸が完全に埋まってしまって、どこに手術の糸があるのかがわからない場合です。

特に、まぶたの内側に手術用の糸が埋まっている場合は、埋没法に使った手術用の糸を見つけるのが非常に困難なので、露骨に敬遠されたり、何だかんだと理由を並べて拒否するケースもあるようです。
(或いは、ちゃんと確認せずに適当に糸を除去して終了など)


埋没法の手術を受けた病院や、埋没法をやり直す病院で、前に使った埋没法の糸を外してもらうのが一番かとは思いますが、埋没法の手術用の糸の除去(抜糸)には今ひとつな様子の病院は避けた方が無難かもしれません。

このようなことから、埋没法による二重まぶたの手術は、埋没法ならやり直しが容易、切開よりも埋没の方が楽そう、ダウンタイムが少ないので埋没法が良い、などの良い面は確かにありますが、埋没法の糸が外せない可能性もあるのだと言うことは知っておく必要があるかと思います。


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