【実験】 ヘナ液を長時間放置してみた

化学反応を利用して毛染めするタイプの白髪染めは、2種類の化学薬品を混ぜた後、すぐ塗らねばなりません。なぜなら、化学反応が起こりきってしまった後では、染色効果が大きく減退してしまうからです。

でも、ヘナは化学反応による染色ではありません。
ヘナは、染料による染色です。

ですので、染料がヘナの粉からよく染み出すように、以前、熱湯でヘナの粉を溶かすのをやってみました。
【実験】 熱湯でヘナの粉を溶かしてみた

その時は、そこそこ効果がUPしましたので、今回は、ヘナの粉を熱湯で溶かしてから1時間ほど放置した後、すこし過熱して暖めてから塗ってみることにしました。



上の写真は、熱湯を入れる前のヘナの粉です。
左がダークブラウンで、右がブラウンです。
ダークブラウンはインディゴの粉が多いので、緑色が鮮やかです。


上の写真は、熱湯を入れて一時間放置したあとのヘナ液です。
真っ黒になって、なかなか良い感じです。
しかし、上の方をちょっとこそいでみると・・・



下の方は、ほとんど色が変わっていませんでした。 (´・ω・`)
どうやら、ヘナの色が変色するには空気(たぶん酸素)が必要なのかもしれません。
一瞬、このヘナを混ぜ混ぜした後さらに放置しようかなとも考えたのですが、これ以上放置するのもめんどくさかったので、このままレンジでチンした後、塗ってしまうことにしました。



と言うわけで、ヘナを塗ったあとの写真(赤く変色した3日後の写真)が上の写真です。
色が茶色っぽいのが、ヘナで染めた後の白髪です。
なかなかキレイに染める事ができました。
(ヘナ液を塗った後、一時間放置しました)


ただ、ヘナ液を作ってから一時間放置したからと言って、劇的に染色効果がUPしたかと言うと、そう言うわけでもなかったように思いました。(もしかすると、ヘナ液の放置時間を長くしても、染色効果は変わらないのかもしれません。 (´・ω・`))

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