【高すぎ】 机の高さと肩こり・腰痛 【低すぎ】

机の高さが高すぎると、肩がコリます。
何故なら、机に手やひじをのせると、肩が上がってしまうからです。
肩が上がった姿勢のまま作業を続けていますと、肩の血流が悪くなり肩がコリやすくなります。

一方、机が低すぎると、背中や肩がコリやすくなります。
何故なら、机に手や肘をのせるために肩や背中を下げ、その姿勢を続けていますと、肩や背中の血流が悪くなり、肩こりの原因になるからです。

このように、最適な高さの机は肩や背中がこらないようにするために大切なのですが、最適な高さの机を得るのは、意外と大変です。

特に、身長の低い女性にとっては大変です。
その理由は、現在売られている机の多くが、背の高い人々のために作られているからです。
ですので、身長が160cm以下の方々は、作業用の机選びが大変になります。

また、通常、机は上下に動かして調節することができませんので、机の高さが高すぎたり低すぎたりと言ったトラブルも起きやすいです。

と言うわけで、一日中作業用の机で作業するのであれば、机のデザインよりも、机の高さを優先したほうが無難なのではないかと思います。
そこで、最適な机選びの方法について書いてみようと思います。

最適な机選びの方法

１．　机の足の高さを変更できる机を選ぶ
２．　家具屋さんや量販店の家具コーナーなどで実際に座って確かめる

椅子に座ってみて、最適な机の高さと思しきあたりの高さをメジャーで測ってみて、机の高さを割り出すと言う方法は、実際に机を注文して届いてみたら机が高すぎたり低すぎたりと言うことがあるかと思いますので、できるだけ現物の机で確かめたほうが無難かと思います。

※　↓の商品はニトリで購入しました

机の高さを確かめるための注意点

机の高さを確かめるために大切なのは、椅子の座面（シート部分）の高さです。
椅子の座面（シート）が高いのに机の高さが低いと、背中や肩がコリやすくなります。

また、椅子の座面（シート）が低いのに机の高さが高い場合は、机が高すぎる時のように、背中や肩にコリが生じますので、机と椅子をバラバラで購入するときは、普段自分が使用している椅子の高さを測定してからお店に行き、展示してある椅子の座面（シート）をその高さに合わせ、その椅子に座って机の高さを確認すると、より無難に机選びできるかと思います。

ちなみに、座面の高さ過ぎる椅子を使用している場合は、できれば椅子も最適な高さのものを購入するか、 フットレフトを使用して足を高くしてあげたほうが無難かもです。
（【シート高】 椅子の高さとむくみについて 【座面高】）