【首】枕選びは慎重に【猫背】

枕を買い換えるとき、枕選びには本当に時間がかかります。
どうしてこんなに時間がかかるのって言うくらい、時間がかかってます。

それもそのはず。
枕が自分に合わなかった場合ものすごく眠り辛く、首・肩・背中辺りが猛烈に痛くなるからです。

しかも、目が覚めたときの頭痛、実はこれが一番厄介で、脈を打つのと同じようにズキンズキンと頭が痛むわけです。
ですので、枕選びには特に慎重になってしまいます。

※ 単なる私の持論ですので、医学的な裏づけは一切無いです。


低反発枕はここがスバラシイ!

枕は、真ん中が凹んでいて首があたる部分が膨らんでいるのが良いです。
なぜならば、真ん中は後頭部があたる部分ですので、凹んでいないと後頭部が圧迫されますし、首の部分が膨らんでいないと寝ている間に首の凹み部分に負荷がかかってしまうからです。

ところで、最近めっきり主流になってしまった感のある低反発枕ですが、この低反発枕には首の部分が膨らんでいるタイプの物が多いです。

低反発枕は、体のラインに合わせて凹んでくれるタイプの枕ですので、後頭部はしっかりと凹んでくれるのですが、首の部分は膨らんでいないと首をカバーできないので、低反発枕の首の部分は膨らんでいるんですね。

ちなみに、私も低反発枕を使っていますが、低反発枕ですと首と後頭部がラクチンです。でも一つだけ難点があったとすれば、枕カバーを買いなおさなければならなかったことです。通常のピロケースですと、枕に対して大きすぎますのでゴボゴボしてしまうんですね。

ただし、そのまま通常のピロケースを使っても全然OKだと思います。
ゴボゴボするのさえ気にしなければ、案外快適です。

低反発枕は消耗品です。使用しているうちに徐々に固くなってしまいます。
ですので、低反発枕は新鮮なやつがお勧めです。
(安いのを何度も買いなおすか、高価でも劣化しにくいのを買うかのいずれかが良いと思います)


【色々やりました】 私の枕選び遍歴

私は昔、そば殻の枕を使ってたんですよ。
そば殻の枕って何だかわかります?
最近の若い子は分からないかもしれないですが、あずき程度の丸い種子みたいなものです。
これをうちの母が手作りで作ってくれていたわけです。

このそば殻、夏はなかなか快適だった記憶があります。
なんせ、涼しくてサラサラなんです。
ですので、案外悪くは無かったんですが、なんせ硬いので長く頭を乗せていると、ジワ〜ンとしびれてくるわけです。

それで枕をゴソゴソ動かしたり、寝返りを打つわけですが、その度にザラザラと耳元でそば殻音がするので、案外鬱な感じでした。

※ 今のそば殻枕はどんなだか使っていないのでわからんです。


次に使ったのが、綿がタップリ入った極デカ枕です。
外国ドラマや映画でよく見られるあのごっつい枕です。
あれ、憧れていたんですよ。

今までは純和風なそば殻だったので、ああ言う西洋的なのにすごく憧れて、極デカ枕を買ったというわけです。この極デカ枕は、綿がタップリ入っているタイプですので、がっしりとしていて、頭が沈み込みません。
そんなわけで、その枕を使って眠った後は、起きるとどうも首がこってしまっていました。

しかも、年月がたつと頭の部分が凹んできて、端っこに綿が寄るんです。
これはいただけなかったです。
横向きに寝ると息はしづらいんですけど、綿が少ないので寝心地は悪い。

仰向きに寝ると変な具合に頭が埋もれるんです。
そんなこんなで、その極デカ枕の買い替えを決意。

次に何を買おうかと物色していると、頭の部分が凹んだ枕を発見。
その枕は、頭の部分が凹んでいるので後頭部はしっかり納まるのに、首は支えられているというすぐれものの枕だったのでした。 「これはいい!」 早速衝動買いです。

家に帰って早速その真ん中が凹んだ枕を使い睡眠。
すると、どうもおかしいのです。
私は普段上向きに寝ることがほとんど無く、いつも横向きになって寝ているので、真ん中が凹んでいると不都合なのです。

そこで、仰向けに寝たんですが、長時間寝ているとどうも腰が痛いんです。
(私は腰猫背なので、仰向けに長時間寝ていると腰が浮いてしまい、腰に圧力がかかるので腰が痛いのです) 「あかんやん!」 たった一日でその真ん中の凹んだ枕に挫折してしまいました。

次に私が買ったのが、ビーズ枕でした。(ビーズ枕とはいっても、ただ単にストローを数ミリ単位で切断したヤツが枕の中に入っていただけですけど・・・)

その当時、鼻炎が悪化していたので、ダニが発生しにくいビーズ枕を買ったのですが、このビーズ枕、なかなかの曲者でした。
枕を使用しているとパラパラとビーズがこぼれてくるのです。

ですので、その当時の私の部屋は、何か落ちてるな〜と思うと大抵ビーズが転がっていましたので、このビーズ枕も長くは使えませんでした。
とにかくあのビーズが嫌だったのです。

そんな挫折だらけの枕選びをしている私が今使っているのが、低反発枕です。
これ、今までの枕に比べると結構いいカンジです。

この枕は、首の部分は首を支えなければならないので膨れているのですが、頭側は凹んでいます。しかし、低反発枕なので、横向きに寝てもしっかり凹んでくれるので、顔が痛くないのです。
つまり、しっかりと頭や顔や首のラインに合わせて凹む事・・・これが寝心地がよくなっている秘訣だと思うのです。

今は、ホテルで使用されている超デカ枕を使って眠ると、首や頭がずいぶん上がってしまい、首や背中が痛いですが、その分低反発枕になれてきている証拠なんだろうな〜と思います。
でも、また新しい枕が出たら買ってしまうかもしれません。

今は低反発枕でも良いですが、もっといい枕があって、さらに寝心地がよくなるのなら、そっちの枕の方が良いかと思いますし・・・。
(私・・・ビンボーなのにいつも枕を買っちゃうんです・・・(^m^))


低反発素材について

ところで、最近は低反発素材を使ったベッドのマットレスもたくさん売られてます。
ベッドのスプリングの上に、低反発素材のマットレスを敷いてるんですね。

これも同様に劣化しますので、最初は寝心地が良くてもいずれはマットレスを買い換えなければならないので、その点には注意が必要だと思います。
(ベッドのマットレスとは別に低反発素材のマットレスをベットのマットレスの上に乗せて使う場合は、低反発素材のマットレスが劣化したら低反発素材のマットレスのみを買いかえれば良いですので、低反発素材のマットレスを買うときは、別売りのものが良いように思います)


通常のマットレスも買い替えが必要です。
寿命を延ばすには、マットレスの表裏をこまめにひっくり返して使うと良いです。
家具屋さんに聞いたところによると、国産の某マットレスなら2〜3ヶ月おきに、シーリーなら半年おきくらいが良いらしいです。

ちなみに、私はシーリーを使ってます。
寝心地が最高ですし、長期間使用していてもマットレスが凹んでこないのが素晴しいです。(シーリーはスプリングが違うんで、マットレスのスプリングが劣化しにくいですし丈夫なんですネ!)

みなさんも、マットレスを選ぶときは、ぜひともメーカーや素材にこだわってみてくださいネ!

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