賀茂ナスと水茄子と普通のナスの違いについて
賀茂ナスと水茄子と普通のナスは、同じナスでもだいぶと食感や味が違います。
賀茂ナス
重さ
同じ体積の普通の茄子よりもだいぶ重いです。
身のしまり具合
スカスカしていません。
火を通してもかなりしっかりしています。
水分
一般的な茄子と比べると、水分は多いように思います。
でも、賀茂ナスと比べると水分は少ないように思います。
甘み
普通のナスよりも甘みが強いです。
でも、どちらかと言うと水茄子のほうが甘みが強いような気がします。
値段
一般的な茄子と比較するとかなり高いです。
なので、しょっちゅう食べれるものではなかったりします。
食べ方
賀茂ナスの食べ方は田楽が美味しいです。
ぬか漬けも美味しいとは思いますが、値段が高いのでもったいないような気がします。
また、身がジューシーで甘みの強い水茄子のほうが、ぬか漬けには向いているような気がしますので、賀茂ナスの方は漬物には使わず田楽や天ぷらなどとして使っています。
甘みがありますので、揚げた後肉味噌や田楽みそに付けて食べると、味噌の塩辛さや強いコクとよく合って美味しいです。
普通の茄子だと、ふわふわ&スカスカのスポンジ状ですので、火を入れるとぺたんとしてしまうんですが、賀茂ナスは火を入れても身がしっかりしていますので、食べごたえがあります。
水茄子
重さ
少し重いです。
普通のナスよりかは重いです。
でも、賀茂ナスよりかは軽いように思います。
身のしまり具合
賀茂ナスほどではないですが、身はしまっています。
水分
一般的な茄子と比べても、賀茂ナスと比べても水分が多いような気がします。
なので、田楽や揚げ物などとりもお漬物として使用することが多いです。
甘み
賀茂ナスよりも甘みが強い印象があります。
なので、塩気のある料理がよくあうように思います。
ただし、水茄子は水分が多いので、うちでは田楽や揚げ物としてよりも、お漬物などとして食べるほうが良いように思います。
値段
賀茂ナスよりかは安いですが、普通の茄子よりかはだいぶと高いです。
でも、賀茂ナスよりも安いので、賀茂ナスの代用として使用することもあります。
食べ方
水茄子は水気が多く、味の締まり具合も賀茂ナスのほうが強いので、お漬物には水茄子のほうが向いていて、田楽みたいな感じで食べるのであれば、賀茂ナスのほうが向いているように思います。
贅沢すぎて試すこともできないんですが、賀茂茄子を使えば麻婆茄子も美味しいように思います。
(身がしまっていて甘いので、麻婆の絡みと塩分とピッタリな気がします)
賀茂ナスと水茄子の形
賀茂ナスと水茄子の形ですが、両者とも丸いです。
なので、一見するとわかりにくいです。
でも、水茄子の方は少し長めの形をしています。
(賀茂ナスはかなり真ん丸です)
重さも、賀茂ナスのほうがずっしりしています。
どうしてもわからなければ、お店の人に訊いたら教えてもらえると思います。
(普通は値段のところに書いてありますが。。。(^.^;)
賀茂ナスの生産地
賀茂ナスは、上賀茂の辺り(京都市の北の方)で生産されることで有名ですが、それ以外の地域でもかなり作られています。
(それ以外の地域で作られても、品種が賀茂ナスなので賀茂ナスです。(^o^ )
なので、賀茂ナスの収穫シーズンには、京都府下のあちこちの地域で賀茂ナスが売られているのを見ることが出来るんじゃないかと思います。
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