青森産のつがるロマンの玄米30kgを通販で安くで購入したら色々と大変だった
Amazonで青森産のつがるロマンの玄米30kgを買いました。
確か、当時は8,700円程度で購入したと記憶しています。
売り主はAmazonではなかったのですが、送料は無料でした。
(価格が8,000円を超えていたからかも?)
玄米30kgでこの価格は、正直かなり安いです。
ブランド米、しかも小売店ではあまり目にしない玄米で 10kg 2,900円( 5kg 1450円 )と言うのは、破格の値段なのではないかと思います。
重くて大変だった
30kgと言うことでかなり不安でしたが、安さに負けて注文してしまいました。
宅配便の人は「 重いですよー 」と言いつつ、軽々と持ち上げて玄関まで運んでくれたのですが、同じ感覚で持ち上げようとしたら重くて大変でした。(;´∀`)
(30kgもあったので)
肩と背中を壊したくなかったので、食べ物を保管している保存部屋に引きずって運び込みました。
ちなみに、半俵 30kgの(一俵は60kg)での梱包は重過ぎて不評だったのか、現在では同商品も 10kg の小分けされた状態で売られているようです。( ̄m ̄)
現在でも、Amazonなどの通販の玄米は、半俵(30kg)の袋で売られていることがありますが、通販でこれを購入してしまうと、持ち運びがかなり大変なので注意が必要です。
(玄関先で開封し、複数個の米びつに分割してしまえば良いだけの話ではあるんですが。(^^ゞ)
虫が湧いた
その後、夏になり、玄米に付着していた虫が孵化してしまいました。
どうやら、最低気温が16度以上になるとお米についていた虫が孵化してしまうようです。
付いていたのは大きめの蛆虫のようなノシメマダラメイガと、黒くて小さいコクゾウムシでした。
両方とも、間違って食べてしまっても大丈夫な虫なのですが、気持ち悪いので除去することにしました。
虫対策
やり方は簡単。
少しずつ玄米を掬って、虫と米を選り分けました。
指や割り箸を使い、虫をつまんではビニール袋の中にポイポイ放り込んでいきました。
確か、テレビを見ながら少しずつ選り分けていったように記憶しています。
虫を放り込んだビニール袋は口をしっかり結び、さらにその上からビニール袋をかぶせ口をしっかり結んでから、燃えるゴミで捨てました。
その後、玄米を入れていた容器はよく洗った上で軽く天日干ししました。
今後の虫対策として、お米の見張り番を入れました。
これは、唐辛子成分でお米に虫がつくのを防止するものです。
その後、1回だけ同じ玄米から虫が湧きましたが、それ以外は大丈夫でした。
新米が来た
夏が終わり、虫の湧いた玄米も食べきったので、新しい玄米を買いました。
同じ会社から別銘柄(はえぬき)を購入しました。
次に来た玄米は10kgずつに分かれており、持ち運びしやすくなっていました。
あと、新米だったせいもあり、玄米の状態が非常に良かったです。
見た目が明らかに瑞々しいのです。
食べてみると、強い甘みと柔らかい触感が最高な、玄米らしからぬ玄米でした。
(新米の玄米は本当に最高です!(^_^)v)
届いた玄米には、いきなりお米の見張り番を入れることにしました。
春までその玄米を食べていましたが、その新米には虫はつきませんでした。
と言うか、後に何度も玄米を買いましたが、虫事件は後にも先にもこの1回きりでした。
(この時だけ、イレギュラー的に虫が発生した感じです)
どうしてお米に虫が沸くのか?
お米に虫が沸くのは、気温が高いからです。
気温が低いと(16度以下だと)、虫は孵化しにくいです。
なので、農家ではお米用の巨大な冷蔵庫を持っていることが多いです。
(16度以下でお米を保管することで、農薬なしでも虫の発生を抑え、お米の劣化を抑えることができる)
一般的な家庭では、お米専用の大きな冷蔵庫は持っていないので、虫の発生は気温(室温)に左右されてしまいます。
それで、一般家庭では夏に虫が湧きやすくなります。
虫の発生経路
お米につく虫は、収穫したり籾殻を除去するときに付くものと、家に届いてから付くものの2パターンがあります。
収穫前・脱穀時に卵が付着
収穫前や脱穀する時に、お米に卵が付着する。
精米機に虫の卵が付着している場合は、精米機からも虫の卵がつく。
自宅で虫が沸く
自宅の米びつや米びつのそばに産み付けられた卵は、孵化した後、白米や玄米に取り憑き、食料として米をムシャムシャと食べる。
もし虫が発生したら?
先程も書きましたが、虫が発生したら、以下の方法で対処します。
万が一、虫が入ったままご飯を炊いてしまっても、お米に付く虫であれば大丈夫です。
(ゴキブリなどの虫はダメですが。(;´_`;))
お米に虫が湧いた時の対処法
- 虫が発生したらすぐに捕殺する
- 同じ米びつ内の他のお米もチェックする
- 使用中の米びつを洗う
- 米びつの周りをしっかり掃除する
- 虫除け(お米の見張り番など)を置いておく
(虫の発生具合が低くなる)
ポストハーベストの話
虫が発生するのは気持ち悪い。
さりとて、お米用の大きな冷蔵庫は買いたくない。
そう言う場合は、農薬散布されて虫が沸かなくなったお米を買うと解決しやすいです。
特に輸入した農作物には、長い輸送期間中に虫やカビなどが発生しやすいため、大量のポストハーベスト農薬が使われます。
(お米や小麦だけでなく、小麦や果物などにも使われます)
ポストハーベスト【形容詞】
英語:Post Harvest
意味:収穫後の
ポストハーベスト農薬が大量に散布され、虫が沸かなくなったお米を買えば、虫の発生問題は解決します。
ただし、ポストハーベスト農薬の中には害の少ない農薬もありますが、体に害があるとされているものも存在します。
(一応、体に悪影響がないとされる薬剤と残留量の規制はあるようですが)
お米に発生する虫は『 気持ち悪い 』で済みますが、農薬は健康問題に関わってくるので、どちらを選ぶかと言われると、個人的には虫の方が何倍もマシかなとは思います。
ただし、ここの考え方は人それぞれなので、これ以上は私はなんとも言えないです。(´・_・`)
ちなみに、農村出身のうちの母曰く、昔はこう言う虫は普通にたくさんいたとのことで、懐かしいと言う話をしていました。
特にコクゾウムシがチョロチョロしていたのは、非常に懐かしかったようで、少し感動していました。
昔はお米用の大きい冷蔵庫はなかったため、夏に虫が湧くのはデフォだったようです。
だもんで、時々、黒いコクゾウムシがご飯の中に入っていたそうです。(*_*;
でも、元々がお米を食べている虫なので、全く問題なかったようです。
(ちなみに、母の兄弟は全員70歳以上(最高齢83歳)で存命中です。(;´∀`))
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