【危険】 ウォータプルーフのマスカラで角膜に傷がつく
日本人のまつ毛は短い人が多いです。
そこで人気なのが、繊維入りのマスカラです。
繊維がまつ毛に張り付いて、重ね塗りをすると、まつげが太く、長くなります。
(これが結構感動モノなのです)
でも、それだけだと、汗や皮脂でマスカラが落ちる際に、繊維も一緒に落ちてしまいます。
そこで、繊維の入ったウォータープルーフのマスカラが発売されました。
そんなわけで、私は特に持ちが良くて、落ちにくくて有名な Fasio を使うことにしました。
全然落ちないFasio
Fasio は繊維入りな上に速乾性なので、重ね塗りしたらドンドンまつげが長く、太くなりました。
「 これは楽しい! ( ゚∀゚)=3 」と言うことで、意気揚々と Fasio をつけまくった私。
と、そこまでは良かったのです。
問題はこの後でした。
Fasioは落ちないことで有名なのですが、言い換えると『 何をしてもなかなか落とせない 』のです。
確かに、Fasioは落とせないで有名でしたが、まさかここまで落とせないとは予想外でした。
どうやら、Fasioを落とすには、普通のメイク落としやクレンジングオイルではだめで、専用リムーバー(メイク落とし)が必要なようでした。
でも、私は専用リムーバーを買うのも面倒だったので、そのまま放置することにしたのでした。
目が痛くなった
数日後、私は目が痛いのに気がつきました。
とにかく目が痛いのです。
しかも、何だかゴロゴロする。
ゴミでも入っているのかと思い目薬をさすと、黒いつぶつぶが出てきました。
(シミないタイプの目薬を使っていてもきつかったです)
何だか怖くなったので調べてみると、どうやらマスカラやアイシャドウで角膜にキズがつく例が多くあるようでした。
マスカラです。
それが、まぶたの内側の近いところにくっついて瞬きをする時に眼球の角膜をこすって傷を作ったようです。
繊維入りマスカラは乾燥すると目に繊維が入りやすくなるので、液が乾燥してカラカラになった状態のマスカラを使用することは注意が必要です。
また、アイシャドウは粉飛びしやすいものだと、ラメが眼球の表面につくことがあり、それが原因で角膜が傷つくこともあります。
最近のマスカラの進歩で長い繊維が含まれるものが増えているようです。この繊維で角膜(黒目)に傷が付く例も増えています。
ウォータープルーフのマスカラでアイメイク
↓
マスカラが乾燥する
↓
目の中にマスカラの欠片や繊維が入り込む
↓
角膜に傷がつく
どうしてマスカラの欠片が目に入ってしまうのか
昔は、ウォータープルーフのマスカラでも、落としやすいものが多かったです。
でも、落としやすいと言うことは、落ちやすいということでもあります。
ウォータプルーフのマスカラを買ったのに、夏場や長時間放置していると、皮脂や皮脂がたくさん含まれた汗のせいで、目の周り(特に下瞼周辺)が落ちたマスカラで真っ黒になります。
クレンジングオイルなどで落としやすい
→ 皮脂で簡単に落ちてしまう
→ たぬき目になる
なので、化粧品会社は夏でも落ちにくい、皮脂などに対してとても強い、ウォータープルーフのマスカラを多数販売したのでした。
これにより、確かにマスカラは落ちなくなりました。
そして、下瞼が真っ黒に汚れるタヌキ目になることも少なくなりました。
でもその一方で、ウォータプルーフのマスカラが本当に落としにくくなってしまいました。
なので、私のように落とし損ねのマスカラで角膜にキズがついて酷い目に遭った人は、私だけではないのではないかと思います。
そのようなわけで、それ以降、私はウォータープルーフのマスカラは使わなくなりました。
(目がダメになると、仕事も家事もできなくなってしまうので。( ノωノ))
そして、もしマスカラを使う場合には、ウォータープルーフではないマスカラにしました。
でも、それだと夏場や暑い日には確実にたぬき目になってしまうので、暑い日などにはマスカラは使わずに、アイライナーやアイシャドウだけで済ますようにしました。
私がとった対策
- 水溶性のマスカラにした
ウォータープルーフでないマスカラ - 夏はアイライナーやアイシャドウで代用
黒〜ブラウンのアイシャドウ+アイライナー
ヤバそうな場合は病院へGO
ちなみに、眼科の病院のブログなどを見ると、浅い角膜のキズであれば、放って置いても治りやすいようですが、深い角膜の傷の場合は、ちゃんと病院に行ったほうがよいかもと思いました。
(幸いなことに、私は市販の目薬をして放置していたら治りました)
特に、普段からドライアイの場合は、念のために病院で診てもらった方がよいかもです。
治療は、基本的には体に備わった治癒力で治りますが、それを助けてあげるためにヒアルロン酸などの乾きを取る目薬を使うのが一般的です。
無理なコンタクトレンズ装用、あるいはやや深い怪我によりボウマン膜を越えて実質に傷害が及んだ場合には、目の中の炎症も惹起され、治癒に時間がかかります。
それでも一時的な傷害であれば、1週間以上かかることはめったにありません。
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