体脂肪と体重

運動をしながら王道ダイエットをしているのに体重が全然減らない体重が減らなくなったとお悩みの方は、一度 体組成計 を使ってみてはいかがでしょうか?

案外、体重はそのままでも体脂肪は減っていてダイエットには成功していたということもありえるかもしれません。
特に、運動でダイエットをされている方は、筋肉が増加して体脂肪が減っているために、体重自体は変わらない&増えてしまったという事が起こる可能性が高いです。

このような場合、このままダイエットを継続していれば、どんどんと痩せやすい体に変化していっていることを確認できますので、ダイエットに挫折しにくくなります。

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その反対に、筋肉の量が落ちているために、体脂肪が全然減っていないのに体重はどんどん落ちていっている状態の場合、体重が減少したことを喜ばしく思ってしまいがちですが、実は筋肉が削ぎ落ちているだけ(骨と少量の筋肉の上に大量の体脂肪が乗っている状態)で、痩せにくく不健康な身体になっているだけと言う場合もありますので、体重だけをダイエットや肥満解消の基準とはしない方が良いように思います。


肥満とは

肥満とは、体重が重いことではなく体の中に体脂肪が多すぎる状態のことをいいます。
つまり、体重が重くても脂肪が少ない場合(ボディビルダーのような場合)は、肥満とは言わないです。

また、脂肪が付く場所は、主に内臓皮下があります。
(この他、量は少ないですが肝臓にも脂肪が溜まります。肝臓に脂肪が溜まり過ぎると、脂肪肝(フォアグラ状態になった肝臓・非アルコール性脂肪肝(NASH))になります)

内臓に脂肪が付くタイプの肥満は『内臓脂肪型肥満』と呼ばれ、腸などの内臓の周りに体脂肪がたっぷりと付くタイプの肥満です。

一方、皮下に脂肪が付くタイプの肥満は『皮下脂肪型肥満』と呼ばれ、お腹や下半身などの皮膚の下(筋肉の上)にたっぷりと体脂肪がつきます。


体脂肪率とは

体重に占める脂肪の割合です。
仮に、体重が 50kg あったとします。
そして、その体重の 50%が体脂肪 であった場合、25kg体脂肪でそれ以外が骨や筋肉などになります。

一般的には、体脂肪率が高い場合(30%を超えるような場合)は、血糖値の上昇を抑えにくくなったり、血圧が上昇しやすくなったりなど、健康に良くない状態になりやすくなります。
(体脂肪率がかなり高くても(40%を超えるような方でも)、健康的には問題がない方もおられます)


体脂肪率を量るには?

体脂肪率を量るには、水を使った専用の設備(水中体重秤量法)を使います。
この設備はかなり大掛かりですが、より正確に体脂肪率を計測することができます。

パフォーマンス:スポーツ医学研究センター測定


でも、一般家庭や病院などで、こんな大掛かりな設備を一々使うわけにはいきません。
そこで開発されたのが、体重計が進化した形の 体組成計 です。



体組成計とは、身体の組織について計測する機器です。
微弱な電流を身体に流し、その反応具合によって、体重の中にどの程度何があるのかを調べます。

通常、このような体組成計は体重計のような形をしており、体重計のように量るだけで、筋肉の割合(量)体脂肪の割合(量)水分の割合(量)などの項目を調べることができます。
(機種によっては、骨密度内臓脂肪なども調べることができます)

何を調べることができるのかは各体組成計によってバラバラで、一般的には、色々と調べることができるものほど高価です。
通常、体脂肪率や筋肉率や体水分率などは安い機種でも計測できることが多いです。
ただし、体組成計を使用する上で注意が必要なのが、体組成計は誤差が発生しやすいということです。


体組成計を使用する際の注意点

体組成計の測定結果は、『水分』などが影響して変化してしまいます。
なぜなら、微弱な電流を身体に流し、その反応結果で脂肪や筋肉の量や率を計算しますので、電流に影響を与える水分の量上下してしまうと、計算結果も変わってしまうからです。

また、夜になると足に水分が溜まりむくんでしまいますが、これも体脂肪の測定結果に影響を与えます。
それは、上半身と下半身で水分量が大きく異なるからです。

同様に、寝起きの状態も体脂肪の測定結果に影響を与えますし、飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動や入浴で汗をかいたりすることも、体脂肪の測定結果に影響を与えます。

しかし、あれやこれやを考えると体脂肪の測定が非常に難しくなってしまいますので、できるだけ同じ時間、同じ身体状態の時に体脂肪を測り、結果にブレが出にくいようにして、体脂肪率は目安程度で、身体のサイズ(お腹まわりのサイズ、太もものサイズ)や、筋肉や脂肪の状態などを複合的に考えて、ご自身の身体の状態や体脂肪の状態を判断すると良いように思います。


体脂肪測定にバラツキが出る可能性がある場合

  • 多量の水分摂取や食事後
  • 激しい運動直後
  • 多量の飲酒後
  • 寝起き
  • サウナや入浴直後
  • 極端に気温が高or低
  • 肌が乾燥している
  • 極端に湿度が高or低

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