体重記録ダイエット
近年、計るだけダイエット(体重記録ダイエット)が流行しています。
これは、「毎日体重を記録して、日々の体重の変化を知ることで、無意識のうちに食べる物をコントロールするように心掛けるようになる」というダイエット法です。
体重を記録するのは朝晩2回。
朝晩2回記録することで、食べ過ぎによる体重の増加の原因を考えることが出来るのです。
例えば、A子さんは前日の晩の忘年会で食べまくってしまった為、夜の計測時の体重が大幅に増えてしまいました。
A子さんはその体重グラフに「なぜ体重が大幅に増えたのか」を書き込みました。
そして、再び暴食をしないように気をつけたのでした。
このように、日々の体重を書き込むことで、食べすぎを認識することが出来るというわけです。
体重は意識しただけでもやせる?
食べ物を口にする際に、体重が増えることを考えながら食べるのと、美味しいものに舌鼓をうつだけであるのは、大きな差があるかと思います。
例えば、大皿に料理が何点か盛られているとき、「これ以上食べると体重の棒グラフが上がっちゃうなぁ」と考えると、自然に箸をのばす回数も減るからです。
「今まで数々のダイエットを経験してきたが、やせなかった」或いは、「ダイエットはしているが一向にやせない」と言う場合、この方法が効果があるかと思われます。
何故なら、食べた直後に体重を量るため、「体重が増えた理由」と「自分の口にした食べ物」をダイエレクトに結びつけることが出来るからです。
計るだけダイエット(体重記録ダイエット)の落とし穴
計るだけダイエット(体重記録ダイエット)で一番気をつけなければならないのは、「しっかりと毎日記録をつけ続ける」ということです。「気が向いたときしか記録をつけない」というのでは、何が体重を増加させたのかを把握できないからです。
次に気をつけなければならないのは、体重を下げることに躍起になって、ついつい食事を抜いたり、食べる量を大幅に減らしたりすることです。
これをしてしまうと、カロリー消費をするために必要な「筋肉」が削ぎ落ちてしまい、「リバウンドしたら、余計に体重が増えてしまった」という事が起こりやすくなるからです。
計るだけダイエット(体重記録ダイエット)で気をつける点
- 毎日記録をつけ続ける
- 一気に体重を落とそうとして、無理な食事制限をしない
停滞期を乗り切ろう!
ダイエットをしていると、必ずと言っていいほど「停滞期」が訪れます。
しかし、そのまま体重記録ダイエットを続けていますと、そのうち停滞期を抜けますので、諦めずに続けることが肝心です。(停滞期を抜けると、また体重が下がり始めますので、停滞期と痩せやすい時期を繰り返しているうちに、自分の体重のリズムが把握できるようになります)
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