圧迫してむくみを解消する

以前、海外のサイエンス番組で、寄生虫についての放送がされました。
その番組内では、様々な寄生虫が紹介されていたのですが、その中で私が注目したのは、「リンパ節を詰まらせる寄生虫(バンクロフト糸状虫)」です。

この寄生虫は人フィラリアです。
昔の日本ではかなり発症するケースが多かったようですが、近年はまったく見られなくなりました。
でも、世界には未だに人フィラリアに感染する地域も多く、その番組に出演されていた寄生虫に感染した方も、ボランティアとして発展途上国でお仕事をしていた時に感染したそうです。

ところで、この寄生虫、人体のリンパ節の中で繁殖し、そのリンパ節内に大量に溜まってしまうため、寄生虫が溜まってしまったリンパ節から下の部分が強烈にむくんでしまいます。
この症状が進むと、酷いむくみのせいで ※ 象皮症 を引き起こすこともあるんだそうです。

その番組に出演されていた寄生虫に感染していた方も酷くむくんでいたわけですが、空気圧で脚を圧迫するための器具(脚型の風船のようなもの)を装着したり、奥様が1日3時間もかけてマッサージをしたりして、むくみを解消していたのでした。

ちなみに、その方は片足だけが非常にむくんでいたわけですが、その片足だけを毎日マッサージしたり圧力をかけたりするもので、むくんでいない側の脚よりもツルリとして白く、艶がある美しい脚をしておられました。(その方は オ ジ サ ン でしたが・・・)


※ 象皮症
むくみのせいで、皮膚が象のようにゴワゴワしてしまう症状のこと。
人の体は、異常にむくんでしまうと皮膚の組織が異常増殖してしまいます。
象皮症はリンパ節の破裂や破損によるむくみでおきますので、象皮症が起こる原因は人フィラリアだけではありません。

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